よりみちガーデンとは?

暮らし発見イベント

イベントレポート

2022.08.10

【2022年7月9日イベントレポート】 よりみちガーデンから発見!金沢文庫の新しい魅力

よりみちガーデン

横浜市金沢区にある『よりみちガーデン』。横須賀街道を挟んで、金沢区総合庁舎や金沢公会堂の向かい側に位置しており、街の人たちが気軽に“よりみち”してもらえる場所を目指しています。

日々、さまざまなイベントやマルシェが行われているよりみちガーデン
今回は、7月9日に同時開催された
「ふらっとよりみち まち歩き ~金沢文庫のまちを楽しむ、スキを見つける~」「\おいしい、たのしい、金沢文庫のまち!/よりみちマルシェ」の模様をレポートします。

広場ではショップが、裏の駐車場にはキッチンカーやプレイエリアが展開され、賑わいを見せていました。

 

■金沢文庫の新しい魅力を発見!

この日の目玉のひとつが「ふらっとよりみち まち歩き ~金沢文庫のまちを楽しむ、スキを見つける~」

よりみちガーデンからスタートして、約1時間半ほどのまち歩きを行いました。集合後、まずはグループに分かれてどのようなルートで歩くかを相談します。

あらかじめ用意された金沢文庫のよりみちマップを覗きこみつつ、スタッフのオススメスポットにも耳を傾ける参加者のみなさん。地元の人しか知らないようなスポットも盛りだくさんなので、みなさん興味津々です。

ルートが決まったところで、熱中症対策を万全にして出発!オススメスポットでは足を止めて、スタッフから解説を受ける場面も。「こんなお店があったんだね~」と初めての出会いにワクワクです!


参加者のみなさんが気になったスポットには実際に立ち寄ります。こちらのグループが最初に訪れたのは駄菓子屋ポピーさん。

住宅街を歩いていると突如現れる駄菓子屋さん。昔から駄菓子屋さんを開くことが夢だったという店主さんが一念発起でオープンさせたのだそう。お店の中にところ狭しと並んでいる駄菓子に、子どもだけではなく、大人も思わずにっこり。

「これください!」と小さいお子さんが自分でお買い物をする様子が見られるのも、駄菓子屋さんの醍醐味ですよね。その様子にほっこりしてしまいます。大人たちも25円の凍らせたあんずボーをかじりながら、再び街あるきへ。

気温が上がる中、ときおり休みつつ次のスポットへ。お子さんたちもがんばって歩いてくれていました。


途中訪れたのは「KAKURENBO CRAFT BEER」。

隠れ家のようなビアカフェ。こちらではスパイスカレーも食べられるのだとか! クラフトビールの話を聞きながら、思わず「あ~、ビールが飲みたい!」。暑い日のお散歩中、フラリと寄って一杯……なんていうのも楽しそうです。
店内にはお座敷があり、テレビではDVDが流せるということで、「子どもが一緒でもいいかもしれないね」なんて声も。

美味しそうなパンが焼ける匂いがするパン屋Boccaではお買い物タイム! 看板にもあるように、アップルパイがとにかくおいしい!(もちろんほかのパンも……)時間帯によっては並ぶこともあるそうです。金沢文庫駅西口のすぐそばにあるお店ですが、周辺にはほかにも美味しそうな飲食店もたくさんあるので、ランチなどのついでに購入して帰るのも良さそうですね。

ラストは双実堂コーヒーへ。

以前、よりみちガーデンのイベントでコーヒーのワークショップをしてくださいました。実は、まち歩きの参加者さんでワークショップにも来てくださっていた方が! この日もマスター・玉田さんのコーヒートークに興味深く耳を傾けていらっしゃいました。

約1時間半のまち歩きを終えて再びよりみちガーデンへ。「Oven」のマフィンと、双実堂コーヒー特製のミルクコーヒーでブレイクタイムです。

まち歩きを経て、参加されたみなさんもすっかり打ち解けた様子。おいしいマフィンとミルクコーヒーもあり、自然と会話も弾んでいました。

実際に歩いてみた感想をお聞きすると……

「ネットで街のことはいろいろ見てはいるんですが、載ってないところを紹介してもらって、より暮らしが楽しくなりそうです」

「駅の周辺は少し路地を入ったりしていたんですけど、さらにもうひとつ入ることで駄菓子屋さんだったりお豆腐屋さんだったりとか、こんなお店があるんだ、と知るきっかけになりました。ちょっとまたいろいろ路地に入っていこうと思います(笑)」

「私も事前に街のことは調べていたんですが、今日教えていただいたような場所は見つけられなかったので、参加してよかったです。新しく知った場所を起点にまた開拓できれば」

 

みなさんから揃って街の新しい一面を知ることができたとお聞きすることができました。
広場にはマップづくりブース『みんなの地図をつくろう!』も設置されていましたが、まち歩きの効果もあってかイベント終了時には充実したマップが出来上がっていました。

前日までは雨模様でしたが、7月9日はパキッとした青空が覗くマルシェ日和。「\おいしい、たのしい、金沢文庫のまち!/よりみちマルシェ」イベントスタートの10時から多くの人が訪れてくださいました。

駐車場にはよりみちガーデンではおなじみのjigemonさんとHORIZON BLUE COFFEEさんのキッチンカーが。

こちらのキッチンカーを目当てに訪れる方も多いはず!更に駐車場ではシャボン玉コーナーや横浜市立大学の都市デザイン研究室のみなさんによる人口芝プレイコーナーも。

広場では逗子を拠点に活動するお花屋さんfloral atelier kunsen(フローラル アトリエ クンセン)が登場。

今回はドライフラワーを中心のラインナップとなっており、道行く人が思わず足を止めて、興味深げな様子が見られました。

こちらも大人気となっていた「レインブラントティー」。

和紅茶を専門に扱っており、普段はオンラインで販売しているのだそう。

「最近、緑茶の樹を使って、紅茶を作ることが増えているんです。『べにふうき』という品種が紅茶の海外のコンテストで金賞などを受賞するようになってから注目を集めるようになりました」とのこと。

ずらりと並ぶ和紅茶。静岡の牧之原市などお茶の名産地が記されています。用意されたアイスティーで和紅茶の飲み比べが体験できるので、自分の好みの味と出会うこともできます。「紅茶通の人にも認めてもらえるようになりつつあります。難しいことを考えずに飲んで『おいしい!』と思えるものも増えたんじゃないかな、と」

 

「レインブラントティー」のお隣に出店していたのが「soul soils」。

オシャレなパッケージが目を引きます。こちらでは高知県初の無農薬ジンジャーハーブティーやジンジャーシロップを販売。普段はオンラインでの販売でイベントのときだけの出店が多いのだそう。この日人気だったのは、小夏シロップや文旦シロップ。あまり聞かないフルーツですが、高知の名産です。

「今日はお子さんが多いので、甘酸っぱい小夏が人気ですね。炭酸で割ってもおいしいですし、大人の方だと、焼酎で割るのももオススメです!」炭酸で割ったドリンクの試飲は大人気になっていました。ほかにはバスソルトなども。

 

■イベント中にはビッグなゲストが!?

また、この日のイベントで子どもたちの歓声を一番浴びたのは京急電鉄マスコットキャラクター「けいきゅん」!突然の登場に、嬉しそうな声があちこちからあがりました。

「けいきゅん」と一緒に写真を撮りたい! というお子さんで大賑わい。イベントにしっかりと花を添えてくれました。

盛りだくさんのコンテンツとなった今回のよりみちマルシェ。おいしくて楽しい1日を満喫していただけたのではないでしょうか。

開催概要

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