暮らし発見イベント
イベントレポート
2021.05.18
【4/10開催イベントレポート更新】新たな街の居場所で作る人の輪『よりみちガーデン』DIY day ~暮らしを作る楽しさを体感するワークショップ~
よりみちガーデン
▶︎当日のイベントの様子を映像で視聴できます。
レポートと合わせてお楽しみください。
横須賀街道を挟んで向かい側には金沢区総合庁舎や金沢公会堂という金沢区の中心地に誕生するコミュニティ広場「よりみちガーデン」。誰でも気軽に“寄り道”してもらえるような場所を目指しています。
そんなよりみちガーデンで4月10日(土)に初めて行われたイベントが“『よりみちガーデン』DIY day ~暮らしを作る楽しさを体感するワークショップ~”です。
ゲストに「VAN LIFEビルダー」としても活動するベテラン大工の鈴木大地さんをお迎えして、DIYワークショップを開催。
ワークショップの内容は3つ。
お子さん向けのサイコロワークショップ、大人向けには表札作りワークショップ、ベンチワークショップ(組み立ておよび塗装)が行われました。
■にぎやかな子どもたちの声が響く
受付スタート時刻になると続々とお子さんたちの姿が。
土曜日ということもあり、家族そろって、という参加者も見受けられました。スタッフに教わりながら、さっそくサイコロワークショップスタートです。
何を作ろうかと熟考する子、とりあえずはサイコロを積み上げていく子、創作活動のスタイルはさまざまです。
こちらの男の子は「イニシャルとお星さま」を作ったのだそう。「楽しかった! またやりたい!」と笑顔を見せてくれました。
こちらの女の子はお花を。大きさにも、形にも子どもたちそれぞれの個性が光っており、周りで見ている大人たちを飽きさせません。
ママさんたちは「イベントを知った友達から誘われてきました。なかなかこういうふうに接着剤とたくさんの木を使って、という機会はないですし、楽しそうでよかったです」と子どもたちの様子にニッコリ。
一方で、「これをどうやって無事に持ち帰るか……」と大作を作り上げたお子さんのママが頭を悩ませているシーンもありました。この日、サイコロワークショップで作った作品は持ち帰りができるので、それを見越して小物入れを作る姿もありました。
作り終えた子どもたちは「タイニーハウス」で大はしゃぎ!
常設されているタイニーハウスは、イベント時に開放されているので、子どもたちが遊んだり、参加者がまったりとくつろいだりと、インターバルスペースとしても活躍してくれそうです。
■作り始めると懲りたくなる?
一方、表札作りワークショップでは文字パーツを張り付けたり、ステンシルで転写していったり……。
土台となる板を選ぶところから真剣です。
最初は文字パーツを並べるだけだったのが、だんだん凝り始めるように。
こちらの方は逗子からの参加です。
「今度、サロンをオープンさせるんですが、そのための表札作りに。イベントを見つけて、『これは!』と思い、すぐに申し込みました。表はサロンの名前、裏は自分の苗字でリバーシブルな表札にしようと思います」
こちらの男性はスタートからあっという間に完成!
「ネットでイベントを見つけて、表札がないな、ということで参加してみました。せっかくだから玄関に飾りたいけど、奥さんに却下されちゃうかも(笑)」
6ヶ月の息子さんと旦那さんと一緒に家族で参加されていた女性は、部屋に飾るプレートとして作成中。
「私と、夫のイニシャルの置物をリビングに飾ってあるんですけど、まだ息子のものを買っていなくて。この子の分を買ったら、その置物の前にプレートを置こうかな、と思って作っています。せっかくだから、右下部分には夫と、私、子どものイニシャルを並べてみました。もう一人子どもができてもいいように、ひとつだけスペースは空けてあります」
おうちの顔としてはもちろんのこと、長くリビングに飾ることができるプレートを自分では作れるのは嬉しいですよね。
参加者同士でおしゃべりをしながら作っているうちに、いろんなアイディアが出てくるのもワークショップの楽しいところです。
■よりみちガーデンのベンチづくり
一番の大物となるのがベンチづくりです!
木材はもともと切ってあるので、あとは組み立てるだけ……ですが、電動ドライバーに悪戦苦闘。
スタッフと協力しつつ、作っていきます。慣れてくると「楽しい!」の声があちこちから聞こえるようになりました。
お友達同士で参加されたという女性は「実はこういうのずっとやってみたかった」と笑顔。
「材料と道具が揃っていて、しっかり教えていただけるっていうのはとてもいいですね。電動ドライバーは家にあるんですけど、なかなか使いこなせていなかったので。でも教えてもらったらすごく楽しくて、家でも作りたくなっちゃいました。明日にはホームセンターに木材を買いに行っているかも」
道具があっても使うきっかけがなかったり、使い方が分からないとなかなかチャレンジできないもの。きっかけさえあれば、DIYへのハードルも下がるかもしれませんね。
ご夫婦で参加されている方も。「普段からDIYをやっている」という奥様は「こういう木工は初めて。インパクトドライバーも初めてだったので、すごく使ってみたかったんです。簡単にネットでは変えちゃうんですけど、最初はやっぱり少し教えていただいたほうがいいな、と。DIYって道具の使い方が最初本当にわからないんですよね。
いま自分の仕事部屋に木の棚をつけたくって。それもあって参加をさせていただいた」
旦那様は奥様に誘われてきたそうで「家でボーッとしていたかった」と言いつつも、楽しんでいらっしゃった? ご様子。
最後は完成したベンチと共に記念撮影です。
この日作られたベンチは、現在よりみちガーデンですでに使用されており、気軽に寄り道をしてくつろげるベンチとして活躍中です。
■青空の下、モノを作る楽しさ
ゲストの鈴木大地さんにも今回のイベントの感想についてお聞きしました。
「サイコロについてはイベントで呼ばれたときにやっているものなんです。子どもが道具を使わないので安全なんですよね。
ベンチと表札作りは今回初めてやってみたんですが、楽しんでやっていただけたようで、これからも機会があればやっていきたいな、と。
子どもにしても大人にしてもそれぞれ個性があるというか。こんなの思いつくんだ、と知ることができておもしろいですね」
ああでもない、こうでもない、と悩みながら作っている最中も、出来上がったときの達成感もモノづくりの醍醐味。
また、周りの人とコミュニケーションを取りながらの製作は自分でも想像ができないようなものを作り出すことになります。
帰り際には初めましての人同士も「楽しかったね」「また」と声を掛け合っているのが印象的でした。よりみちガーデンが目指す「場」に一歩近づくことができた日だったのかもしれません。
■よりみちガーデンについてもっと知りたい!
よりみちガーデンの詳細については下記のURLよりご覧ください。よりみちガーデンでは今後もイベントを開催予定ですが、やってみたいことがあるけど、場所がないという方によりみち ガーデンを提供します!
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